ボヘミアの海岸線 - 海外文学の感想

海外文学/世界文学/ガイブンの書評と感想ブログ。昔の名は「キリキリソテーにうってつけの日」

オーストラリア文学

第五回 日本翻訳大賞の最終選考5作品を読んだ

第五回 日本翻訳大賞に、ウィリアム・ギャディス『JR』(木原義彦訳)とジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』(木下眞穂訳)が選ばれた。2作品の受賞、おめでとうございます。 JR 作者: ウィリアム・ギャディス,木原善彦 出版社/メーカー: 国…

 生きて、死んで、そしてまた|『奥のほそ道』リチャード・フラナガン

見るのはつらい、だが見ずにいるのはもっとつらい。 ーーリチャード・フラナガン『奥のほそ道』 生きて、死んで、そしてまた 突き詰めていけば私の究極の関心は、生と死とそれら不可避の事象をめぐる感情であるように思う。私の心をえぐり爪痕を残していく文…