ボヘミアの海岸線 - 海外文学の感想

海外文学/世界文学/ガイブンの書評と感想ブログ。昔の名は「キリキリソテーにうってつけの日」

2019-09-02から1日間の記事一覧

『レザルド川』エドゥアール・グリッサン|原色の自然と情熱が踊る

それは町だ、砂糖キビと湿地帯と遠い海と近い泥からなるちっぽけな土地だ。そしてレザルド川を忘れることはできない。 ――エドゥアール・グリッサン『レザルド川』 フォークナーのヨクナパトーファ郡、中上健次の紀州のように、土地そのものが小説の重要な主…