ボヘミアの海岸線

海外文学を読んで感想を書く

海外文学研究所 World Literature Labo


 家でぐうたらしながら「海外文学研究所とかがあったらすてきだなあ、どっかにないかなあ」とつぶやいていたら、妹がさくっとロゴを作ってきた。「ないなら自分で作れば」。えーまじか。
 海外文学研究所、英語表記は「World Literature Labo」。ラボ、という言葉の響きが好きだ。白衣を着て、薬物をどかんばきゅん爆発させたい。いや、爆発するのはここでは物語か。


 しかし、周囲に本読みがあまりに少ないため、残念ながら所員がいない。いつも「1人ぼっちの読書会」な日常である。今回も1人ぼっちの研究所。おひとりさま所長。ロンリーオウル。なんてこった。
 最近は、家族によさげな海外文学をごり押しして、地道に読書の輪(といっても半径2メートルぐらい)を広げている。だけど、友達も会社の人もほとんど海外文学なんて読まない。「コア読者3000人」という、あまりに小規模な趣味ゆえの悲しさだ、嗚呼。
 まあ、とりあえず名前とロゴはできた。ロゴをはんこにして名刺を作ったりブックカバーを作ったりしてもよいかも、などと妄想する五月の夜更け。ホー