『考える人』5月号
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- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/04
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『考える人』で、「海外の長編小説ベスト100」という特集を組んでいた。いわゆる著名人や作家が考えるベスト100はさてどんなものだろうと思って、うっかり購入。さて、その中身やいかに?
○海外長編小説ベスト
1. ガルシア・マルケス『百年の孤独』
2. プルースト『失われた時をもとめて』
3. ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
4. セルバンテス『ドン・キホーテ』
5. カフカ『城』
6. ドストエフスキー『罪と罰』
7. メルヴィル『白鯨』
8. トルストイ『アンナ・カレーニナ』
9. カフカ『審判』
10. ドストエフスキー『悪霊』
11. エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
12. トルストイ『戦争と平和』
13. ナボコフ『ロリータ』
と続く。
うーむ、日本人(の知識人)、ガルシア・マルケス、カフカ、ドストが好きらしい。海外のランキングも載っていて、それなんか見るとこのランキングは1位が変わっていると思う。
だいたい、西欧では『ドン・キホーテ』、アメリカでは『グレート・ギャツビー』が上位。フランスは、上位がほとんど自国語のもので、国民性が出ていて笑える。
上記のランキングでは、今のところ3分の2を読了。『ユリシーズ』『ドン・キホーテ』『失われた時〜』はいつか。いつか…たぶん。きっと。
ついでに、自分の中の海外長編ベストはなんだろうと考える。眺めている中では、ノルウェイのランキングが、一番近いかも。アメリカとはあんまり被らないなあ。
短編ふくめていいなら、チェーホフ、ボルヘス、ダイベックはぜひ入れたかった。そういえば、『不思議の国のアリス』も、ランキング外だった。なぜだろう?なんてことをぐだぐだ考えるだけで、あっとういう間に時間は過ぎていく……。