ボヘミアの海岸線

海外文学/世界文学/ガイブンの書評と感想ブログ。昔の名は「キリキリソテーにうってつけの日」

2009-06-23から1日間の記事一覧

『通話』ロベルト・ボラーニョ

ようやく眠りに落ちると、一人の雪男が砂漠を歩いている夢を見る。雪男は挫折すれすれの道を、おそらく挫折に向かって歩いている。だが、雪男はその事態に目をつぶることを選び、その抜け目のなさが彼の意思に変わっている。 ――ロベルト・ボラーニョ『通話』…